トロント・ブルージェイズの岡本和真が、2026年のMLBシーズンで存在感を示し続けています。8月9日時点で24本塁打・70打点・打率.225・OPS.728をマーク。8月9日のフィリーズ戦には代打で出場し3打数無安打に終わりました。日本人メジャー本塁打争いでは大谷翔平・村上宗隆が26号で並走する中、岡本は24号で単独3位となっています。日本人メジャー本塁打争いの最新順位はこちらの専用ページで随時更新中です。
■ 2026年最新成績(8月9日時点)
| 項目 | 数値 | 項目 | 数値 |
|---|---|---|---|
| 試合 | 115 | 打率 | .225 |
| 打席 | 470 | 打数 | 423 |
| 安打 | 95 | 二塁打 | 15 |
| 本塁打 | 24 | 打点 | 70 |
| 得点 | 60 | 三振 | 147 |
| 四球 | 39 | 盗塁 | 1 |
| 出塁率 | .298 | 長打率 | .430 |
| OPS | .728 | ||
※2026年8月9日時点(Yahoo!スポーツ)
■ スタッツ分析 ── 勝負強さと長打力
岡本和真は7月29日のナショナルズ戦で放った24号ソロ以降、本塁打数は24号のまま推移している。8月9日時点で打率.225、OPS.728と数字はやや伸び悩んでいるが、一発の破壊力は健在で「一打で試合を変えられる打者」としての持ち味は変わらない。
出塁率.298、長打率.430と長打力は維持しつつも、三振数は147まで増加傾向にある。大谷翔平・村上宗隆が26号で並走する中、後半戦の巻き返しが注目される。
■ 覚醒の軌跡
5月に入り、岡本和真のバットが火を噴きました。5月2日のツインズ戦では1試合2本塁打(6号・7号)を記録する爆発。翌5月3日も8号に続き連続アーチを架け、5月4日にも109マイルの弾丸ライナー9号2ランを叩き込みました。
5月30日のオリオールズ戦では7回表に12号2ランを放ち、0-5の劣勢から逆転勝利の口火を切る値千金の一打を記録。6月3日のブレーブス戦では13号2ラン、6月13日のヤンキース戦では1回裏に先制の14号2ランを叩き込みチームの快勝に貢献。6月14日にも15号ソロで2日連続本塁打を達成。6月21日のカブス戦では8回表に16号3ランを放ち逆転勝利を呼び込み、6月27日のレンジャーズ戦では8回裏に19号2ランを放ち存在感を示した。
7月7日のジャイアンツ戦では、チームが10-1の大敗を喫する中、6回表に20号ソロを一人叩き込み、村上宗隆に並び日本人メジャートップタイに浮上。そして7月8日のジャイアンツ戦では、今度は1回表1死満塁から21号満塁本塁打を放ち、単独トップの座を勝ち取った。
さらに7月11日のパドレス戦では、5回に22号3ランを放ち、チームの逆転勝利に貢献。この一発により、大谷翔平が持つメジャー1年目(ルーキーイヤー)の日本人選手最多本塁打記録(22本)に並んだ。詳しくはこちらの記事で振り返っている。その後7月13日には大谷翔平自身も今季22号を放ち、日本人メジャー本塁打数は両者が並ぶトップタイとなった。
7月13日以降、7/24時点まで本塁打は22号のまま動かず、7試合・27打数無安打という長い足踏みが続いていた。しかし7月25日(日本時間)、敵地レッドソックス戦の7回、岡本は3番手右腕の初球、真ん中付近の96.3マイルのシンカーを完璧に捉えた。角度29度・打球速度100.9マイルで中堅上空へ運ぶと、そのままフェンスを越える23号3ランに。10試合ぶりとなるこの一発は飛距離408フィートを記録し、ついに2018年に大谷翔平がマークした日本人選手メジャー1年目最多本塁打記録を更新、日本人メジャー本塁打数でも単独トップに躍り出た。詳しい試合内容はこちらの記事で解説している。
その後、村上宗隆が7月27日のアストロズ戦で1試合2発(21号・22号)を放ち、大谷翔平と並ぶ22号に到達し追い上げを見せた。しかし岡本は7月29日(日本時間)のナショナルズ戦、5回表2死無走者の場面で4球目を捉え24号ソロを放ち、自身の記録をさらに更新。単独トップの座を守り抜いた。この日の詳しい試合内容はこちらの記事で解説している。
その後も本塁打数は24号のまま推移しているが、7月30日には5打数3安打2打点の固め打ちで存在感を発揮。同日、村上宗隆は値千金の23号ソロを放ち大谷翔平に並んだため、1位岡本・2位大谷&村上(ともに23号)と、上位争いはさらに接近していた。7月30日の詳しい試合内容はこちらの記事で解説している。
そして8月1日、大谷翔平がレッドソックス戦で逆転24号2ラン、村上宗隆もレイズ戦で24号2ランをそれぞれ記録。両者が岡本に並び、日本人メジャー本塁打数は3者24号の並走状態という異例の大接戦となった。8月6日のアストロズ戦は延長10回までもつれる激闘となり、ブルージェイズが5-4で勝利。岡本は5打数1安打1打点で勝利に貢献したが、同日のカブス戦で大谷翔平が25号・26号の1試合2発を放ち、本塁打争いは大谷が単独トップに浮上した。
8月7日のカブス戦は再び延長戦にもつれ込む展開に。岡本は4打数1安打を記録したが、チームは延長11回にサヨナラを許し2-3で敗れた。本塁打は24号のまま変わらず、この時点では村上宗隆とともに2位タイをキープしていた。
8月8日、村上宗隆がガーディアンズ戦で25号ソロを放ち、岡本との24号タイから抜け出した。岡本自身は8月8日のフィリーズ戦で5打数無安打に終わり、チームはTOR 4-5 PHIで敗戦。そして8月9日のフィリーズ戦、岡本は代打で出場し3打数無安打に終わったが、チームは延長11回の激闘の末7-5で勝利した。同日、村上宗隆が26号ソロを放ち大谷翔平に並んだため、日本人メジャー本塁打争いは大谷・村上が26号で並走、岡本は24号で単独3位という構図が続いている。
■ まとめ・今後の展望
①岡本和真は8月9日時点で24本塁打・70打点・OPS.728をマークしています。日本人メジャー本塁打争いの最新順位は専用ページで随時更新中です。
②7月29日の24号は、2018年に大谷翔平がマークした日本人選手メジャー1年目最多本塁打記録を上回るものであり、メジャー1年目の選手としては歴史的な積み上げとなりました。
③打率は.225とやや足踏みしているが、四球39個の選球眼は崩れていません。大谷翔平・村上宗隆が26号で並走する中、3位に位置する岡本が後半戦にどう巻き返すか、目が離せません。トロントの地で背番号7の岡本の奮起に期待です。
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