【日本ハム】清宮幸太郎 8000万円でサイン 〝２位は清宮のおかげ〟の言葉「うれしかった」


　日本ハム・清宮幸太郎内野手（２５）が６日、北海道・北広島市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、４４００万円から約１・８倍増となる８０００万円でサインした（金額は推定）。

　今季は春季キャンプ直前の自主トレで左足首を捻挫。新庄監督から「ウオーミングアップで（足は）滑らんもん。置いていくしかない」と二軍スタートを通告され、４月中旬の一軍昇格後も打率１割台が続くなど、精彩を欠いた。

　だが、７月末から打撃フォームの見直しなどもあり突如〝覚醒〟。その後は安定した成績を残し、規定打席に届かなかったものの最終的に打率３割を記録するなど、チームのリーグ２位躍進に大きく貢献した。シーズン終了後には今季の活躍を受け、日本代表にも選出された。この点が球団にも高く評価されたという。

「（球団から）今年２位になれたのは清宮のおかげでもある、とも言われたのでうれしかった。あとは１年間通して活躍してくれ、と。最初はうまくいかないことばかりで全くチームの力になれなかったんですけど、後半は少し活躍できて２位になれた。今までできなかった経験がたくさんできたので、良かったと思います」

　来年１月には２年ぶりにソフトバンク・柳田の合同自主トレに参加予定。シーズン３０本塁打を目標にさらなる高みを目指す。

「（柳田と）密度の濃い練習ができると思っていますし、何より柳田さんのエネルギーをたくさん吸い込みたいです」。〝師弟関係〟復活で早くも来季の飛躍に期待をのぞかせていた。

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