上田綺世 エールディビジ得点王
上田綺世 エールディビジ得点王イメージ

※画像はAIによるイメージです

W杯開幕まで1ヶ月を切ったタイミングで、日本代表FW上田綺世が欧州で歴史的な偉業を達成した。フェイエノールト(オランダ)の10番が2025-26シーズンのエールディビジで31試合25ゴールを記録し、日本人として初めてオランダ1部リーグの得点王に輝いたのだ。

かつてこのタイトルを手にしたのは、ベルカンプ、ファン・ニステルローイ、ロッベン…。そんな錚々たる顔ぶれに、日本人ストライカーが初めて名を刻んだ。しかも2位に8ゴール差という"圧勝"で。

W杯初戦の相手は、ファンペルシー監督の母国オランダ。これ以上ないドラマの予感がする。



📊 2025-26シーズン成績まとめ

まずは今季の数字を確認しよう。

項目数値
出場試合数31試合
ゴール数25ゴール(得点王)
アシスト数2アシスト
得点関与数26(ゴール+アシスト)
90分あたりゴール0.89ゴール
シュート数102本(枠内47本)
シュート精度46.1%
2位との差8ゴール差(2位ミカ・ゴドツ17G)

特筆すべきは8ゴール差という独走ぶりだ。エールディビジはアヤックス・PSV・フェイエノールトが三つ巴で争う水準の高いリーグ。そこで2位をぶっちぎった数字は、本物の力の証明である。


📈 シーズンの軌跡:爆発→スランプ→復活

今季の上田は、まさに「3つのフェーズ」で語れるシーズンだった。

①序盤〜前半戦:歴史的爆発
加入3年目でついてに定位置を掴んだ上田は、開幕から別格の存在感を発揮した。第9節ヘラクレス戦ではエールディビジ日本人選手初のハットトリックを達成。さらに第15節ズウォレ戦では圧巻の1試合4ゴールを叩き込み、得点ランキング首位へ一気に浮上した。

②年明け〜2月:約3ヶ月のノーゴール
絶好調から一転、2026年に入ると約3ヶ月間ゴールから遠ざかる試練が訪れた。相手チームの研究が進んだのか、マークが厳しくなったのか。しかしファンペルシー監督はスタメンを外さなかった。この信頼関係が、次のフェーズへの伏線となる。

③3月以降:終盤戦の大復活
3月以降だけで7ゴールを追加。2試合連続2ゴールを奪う場面もあり、フェイエノールトのCL出場権獲得(リーグ2位)に大きく貢献した。最終節は体力的な疲弊とW杯を見据えて休養したが、25ゴールでシーズンを終えた。


💡 スランプ中も降ろさなかったファンペルシー監督は「アヤセは素晴らしいシーズンを送った。守備面で懸命に努力し、体力が大きく向上したので自然にゴールが増えた」と称えた。単なる点取り屋ではなく、チームに献身できるストライカーに成長した点が指揮官の評価を高めた。


🏆 歴代得点王との比較

エールディビジ得点王の系譜には、世界的ストライカーが並ぶ。

シーズン選手名国籍所属ゴール数
2025-26上田綺世日本フェイエノールト25G
2024-25セム・スタインオランダトゥウェンテ24G
2023-24ルーク・デ・ヨング/パブリディスオランダ/ギリシャPSV/AZ29G
2022-23シャビ・シモンズオランダPSV19G
2021-22セバスティアン・ハラーコートジボワールアヤックス21G

直近5シーズンで見ると、上田の25ゴールは2024-25王者セム・スタインの24ゴールを上回り、2023-24の共同受賞者(29G)に次ぐ水準だ。しかも上田は2位に8ゴール差という圧倒的な差をつけての戴冠。「接戦を制した」ではなく「独走した」得点王である。

また、エールディビジの歴史を遡れば、デニス・ベルカンプ(アヤックス)やルート・ファン・ニステルローイ(PSV)といった世界的ストライカーたちが名を刻んできた。そのタイトルに日本人が初めて手を伸ばした意味は、数字以上に大きい。フェイエノールトとしても9年ぶりの得点王輩出であり、クラブのレジェンドに連なる偉業と言える。


🇯🇵 日本人欧州得点王の歴史

欧州主要リーグで日本人が得点王を獲得した例は、過去にほとんど存在しない。

シーズン選手リーグゴール数
2025-26上田綺世エールディビジ(蘭)25G
2022-23古橋亨梧スコティッシュPL(蘇)27G

日本人として欧州主要リーグの得点王は、2022-23シーズンにスコットランドで27ゴールを叩き込んだ古橋亨梧(セルティック)以来、わずか2人目だ。そしてオランダ1部での日本人得点王は史上初

かつてオランダには小野伸二・稲本潤一・中村俊輔(ユース時代)ら日本代表の名選手が渡ったが、得点王には届かなかった。上田が到達したのは、それだけ険しい場所だったのだ。


🌍 W杯への影響:最恐FWの誕生

W杯2026の日本代表メンバーに選出された上田は、三笘薫・久保建英とともに攻撃の核を担う。

日本代表のストライカー事情は長らく「決定力不足」が課題とされてきた。大迫勇也が引退した後、その後継者を巡る議論は続いた。しかし今季の上田は、欧州屈指のリーグで25ゴールという答えを出した。もはや「期待の若手」ではなく、実績で証明した点取り屋だ。

特筆すべきは日本の初戦の相手がオランダであること。上田が31試合戦ったエールディビジの舞台であり、フェイエノールトでチームメイトだった選手たちとも相まみえる可能性がある。ファンペルシー監督は「彼らのユニフォームを着てW杯を見る。ただし、オランダ戦は…」とウィットのある発言を残した。上田本人も「ゴールという形で日本の勝利に貢献できるように」と強い決意を胸に準備を整えている。

🔑 得点王という肩書きが持つ意味
W杯はメンタルの戦いでもある。「俺はこのシーズン、欧州で25点取った」という自信と実績は、大一番での精神的な支えになる。決定機に迷いなく足を振り抜けるかどうか。上田にはその裏付けがある。


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✅ まとめ

上田綺世のエールディビジ得点王獲得を振り返ろう。

① 31試合25ゴール・2位に8点差という「圧勝の得点王」。序盤のハットトリック・1試合4ゴールで独走態勢を作り、スランプを乗り越えて終盤にも7ゴールを追加した。

② 日本人のオランダ得点王は史上初。欧州主要リーグでの得点王は古橋亨梧(22-23セルティック)以来2人目。ベルカンプやファン・ニステルローイと同じタイトルを手にした、という事実が重い。

③ W杯の初戦相手はオランダ。エールディビジの舞台で25ゴールを積み重ねた自信を胸に、上田綺世は最高の舞台へと向かう。日本代表の"9番"がついに本物になった。

……W杯でオランダのDFを切り裂くシーンが今から見えてくるw 楽しみすぎる。


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