リグレー・フィールド完全攻略ガイド【2026年版】今永昇太も躍動するMLB最古参球場
リグレーフィールド外観

シカゴ・カブスの本拠地、リグレー・フィールド(Wrigley Field)。1914年に開場したMLBで2番目に古いこの球場は、100年以上の歴史が積み重なった「生きた野球の聖地」です。

赤いマーキーサイン、外野を覆うツタ、手書きのスコアボード——どこを切り取っても絵になるリグレーフィールドは、野球ファンなら一度は訪れたい究極のボールパーク。今回はそんなリグレーフィールドを徹底解説します!


⚾ リグレー・フィールドの基本情報

項目 内容
球場名 リグレー・フィールド(Wrigley Field)
ホームチーム シカゴ・カブス(NL中地区)
開場 1914年4月23日
収容人数 42,495人
グラウンド 天然芝
所在地 1060 West Addison Street, Chicago, Illinois 60613
ダグアウト カブスが3塁側、ビジターが1塁側
MLB順位 フェンウェイパーク(1912年)に次いで2番目に古い現役球場

📖 110年超の歴史と「ヤギの呪い」

リグレーフィールドが開場したのは1914年4月23日。ボストンのフェンウェイパーク(1912年開場)に次ぐMLB2番目の古さを誇る、現役最古参クラスの球場です。甲子園球場(1924年開場)よりも10年古く、まさに「野球の生き証人」とも呼べる存在。

この球場を語るうえで欠かせないのが「ヤギの呪い」です。1945年のワールドシリーズ第4戦、ヤギを連れて観戦しようとしたファンが入場を拒否されました。激怒したそのファンは「カブスは二度と優勝できない」と言い放ち、球場を後にします。

そこから実に71年間、カブスはワールドシリーズ制覇から遠ざかることになります。2003年には優勝まであと一歩に迫りながら、8回に痛恨の逆転負け(スティーブ・バートマン事件)。呪いの根深さを改めて見せつけました。

そして2016年、カブスはついに呪いを解きます。クリーブランドを相手に1勝3敗から3連勝で逆転優勝。実に108年ぶりの世界一を達成し、シカゴのパレードには500万人が集まりました。この優勝後に球場の大規模リニューアルも行われ、歴史と近代化を見事に融合させた球場へと進化しました。


🌿 球場の見どころ・特徴

① 外野を覆うツタ(アイビー)

リグレーフィールドを象徴する光景といえば、外野フェンスを覆い尽くす緑のツタ。春から夏にかけて青々と茂るツタは絶景で、野球の試合を「風景画」のように美しく演出します。しかもツタには特別ルールがあり、打球がツタの中に入るとエンタイトルツーベースになるというMLB独自の規則が適用されます。

② 手書きのスコアボード

センターバックスクリーンには今も手書きのスコアボードが現役で使われています。電光掲示板が当たり前の現代において、係員が手でプレートを差し替えながらスコアを更新するアナログな光景は、リグレーフィールドでしか見られない特別な体験です。

③ 赤いマーキーサイン

球場正面玄関に輝く赤いマーキーサインは、リグレーフィールドの「顔」。「WRIGLEY FIELD HOME OF THE CHICAGO CUBS」の文字が刻まれたこのサインは、シカゴを代表する観光スポットとしても有名で、多くのファンが記念撮影に訪れます。

④ ミシガン湖の風

ミシガン湖畔に近い地理的特性から、リグレーフィールドでは風の影響が非常に大きいことで知られています。湖からの強風が吹くとホームランが量産され、逆風のときは打球が失速する——まさに「風も守備につく」球場として、試合の読み方も変わってくるのが面白いところです。


🪑 座席ガイド

座席エリア 特徴 おすすめ度
1914クラブ
(バックネット裏前7列)
飲食込みの特別シート。専用ラウンジへのアクセスあり ★★★★★
クラブボックス
(セクション3〜32)
フィールドに最も近い一等地。臨場感は最高 ★★★★★
フィールドボックス
(セクション101〜134)
1階席の標準エリア。コスパが高くビュー良好 ★★★★☆
テラスレベル
(2階席)
球場全体を見渡せる。柱に注意が必要なエリアも ★★★☆☆
ブリーチャー
(外野自由席)
ツタが目の前!熱狂的なカブスファンが集まる名物エリア ★★★★☆

※2022年シーズン以降、3塁側セクション8から1塁側セクション27まで保護ネットが設置されています。座席の雰囲気は歴史ある球場ならではですが、後方の柱で視界が遮られる席もあるため、購入前に座席マップを確認してください。


🚇 アクセス方法

【電車(CTA)でのアクセス】

最も便利なのはCTAレッドライン「Addison駅」を利用するルートです。ダウンタウンのループエリアから乗車して約20分、Addison駅を出ると目の前がリグレーフィールド。迷う心配はまずありません。

出発地 路線 所要時間
ループエリア(ダウンタウン) CTA レッドライン → Addison駅下車 約20〜25分
オヘア国際空港 CTAブルーライン → ダウンタウンでレッドラインに乗り換え 約60〜70分
ミッドウェイ空港 CTAオレンジライン → ループでレッドラインに乗り換え 約50〜60分

※オヘア空港からはブルーラインの「Addison駅」もありますが、こちらはレッドラインの「Addison駅」とは別の駅です。必ずレッドラインのAddison駅で下車してください。


🌭 名物グルメ

リグレーフィールドで絶対に食べておきたいのが「シカゴドッグ」です。イエローマスタード、玉ねぎ、トマト、ピクルス、スポーツペッパー、セロリソルトを載せた本場シカゴスタイルのホットドッグ。ケチャップは入れないのが正統派で、一度食べたらやみつきになります。

球場内ではアルコール類も充実しており、クラフトビールを片手に観戦するのがシカゴスタイル。なお、アルコール購入時には35歳以下に見えるファン全員にID提示が求められるため、パスポートの持参を忘れずに。

球場外にも名物グルメが揃っています。正面向かいにある老舗バー「マーフィーズ・ブリーチャーズ」はカブスファンの聖地的存在で、試合前後に必ず立ち寄りたいスポットです。


🏙️ 周辺エリアの楽しみ方

リグレーフィールドが位置するのは「レイクビュー」エリア。ダウンタウンの喧騒とは異なり、閑静な住宅街が広がる安全で落ち着いたエリアです。

球場周辺にはスポーツバーやグッズショップが軒を連ねており、試合前から試合後まで一帯がお祭り騒ぎに。おしゃれなカフェも多く、試合と合わせてシカゴのローカルな雰囲気を満喫できます。治安も良好で、ファミリーや初めての海外観戦でも安心して楽しめます。

ミシガン湖まで車で10分ほどの距離にあるため、試合前に湖畔を散歩するのもおすすめ。広大なミシガン湖とシカゴのスカイラインは絶景です。


🎌 今永昇太が躍動するリグレーフィールド

2024年にシカゴ・カブスに入団した今永昇太にとって、リグレーフィールドはホームグラウンドです。2026年シーズンも4勝2敗・防御率2.29と安定した成績を残しており、カブスのエースとして欠かせない存在になっています。

今永が得意とする切れ味鋭いチェンジアップは、天然芝のリグレーフィールドでさらに映えます。また、ミシガン湖からの風が吹く日には投手有利の条件が整い、今永の奪三振ショーが見られることも。

「今永の登板日にリグレーで観戦する」——これは日本人ファンにとって最高のMLB観戦体験のひとつ。歴史的な球場で日本人エースが躍動する姿は、きっと忘れられない思い出になるはずです。

📊 今永昇太 2026年シーズン成績(5/23時点)

4勝4敗・防御率3.38・10登板
安定した奪三振能力とコントロールで、カブスのローテーションを支える柱として活躍中。


💡 観戦前に知っておきたいこと

① チケットは早めに入手しよう
リグレーフィールドは常に人気が高く、人気カードは早期完売することも多いです。公式サイトまたは現地チケット窓口(Clark通りとAddison通りの角)で購入できます。チケットの電子化が進んでいるため、インターネット環境の確保を忘れずに。

② 持ち込みルールに注意
バッグは40cm×40cm×20cm以内のものが持ち込み可能。リュックサックはサイズを問わず持ち込み不可の場合があるため、クリアバッグの利用がベストです。飲み物は未開封のペットボトル(水のみ)のみ持ち込み可。

③ 開場は試合開始120分前
リグレーフィールドは試合開始の2時間前に開場します。球場の雰囲気をゆっくり味わいたいなら、開場直後に入るのがおすすめ。球場ツアー(事前予約制)への参加も選択肢のひとつです。

④ 子ども料金はなし
カブスは子ども向けの割引チケットを設定していません。2歳以下は無料(保護者の膝上観戦)ですが、席が必要な場合は大人と同額のチケットが必要です。


📝 まとめ

リグレー・フィールドは、ただの野球場ではありません。110年以上の歴史が刻まれた「聖地」であり、ツタ・手書きスコアボード・マーキーサインといった唯一無二の要素が揃ったMLB最高峰のボールパークです。

①リグレーフィールドはMLBで2番目に古い現役球場。フェンウェイパーク(1912年)と並ぶ歴史的な聖地。

②ツタ・手書きスコアボード・マーキーサインの「三種の神器」がレトロな球場の魅力を最大限に演出。

③CTAレッドラインAddison駅から徒歩すぐの好立地。ダウンタウンから約20分でアクセスできる利便性も魅力。

④シカゴドッグを片手に、今永昇太が躍動するマウンドを見届ける——これが2026年のMLB観戦の最高体験のひとつです!


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