2026年4月27日(日本時間)——昨日の「本塁打祭り」から一夜明け、今日は違う熱さがグラウンドを包んだ。カブスのマウンドには今永昇太、ドジャースの1番には大谷翔平。日本人同士の対決は序盤からドジャースが主導権を握り、最終的に6-0の完封勝利で連勝を飾った。大谷は四球・盗塁・犠飛で好機を演出した後、7回には今永の後を継いだ救援陣から初球をスタンドへ叩き込む6号ソロ。日本人対決の緊張感の中で、打者・大谷の凄みが改めて際立った一戦だった。
■ 試合スコア|ドジャース 6-0 カブス
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 🔵 カブス(CHC) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 |
| 🔵 ドジャース(LAD) | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | X | 6 | 7 | 0 |
▶ 勝利投手:J.ロブレスキー(SP) 敗戦投手:今永昇太(SP)
■ 試合展開——静かに、でも確実に。大谷が今永を攻略した
「日本人対決」の幕開けは、大谷翔平が今永昇太からカウント3-2まで粘り抜いた四球から始まった。1番・大谷が出塁すると、すかさず盗塁を決めて3塁へ。捕手ケリーの失策も重なり、1死1・3塁でA.パヘスの右犠飛がさく裂。その後もタッカーの右2塁打などで1回だけで3点を奪い、試合の主導権を一気に握った。
今永は2回以降は粘りの投球を見せたものの、6回にA.パヘスの右2塁打を皮切りにD.ラッシングのライトタイムリーで2点を追加され5失点で降板。そして7回、大谷が救援のミルナーから初球をホームラン。これがとどめの一撃となり、ドジャースが6-0で完封勝利を収めた。
■ 今永昇太:5.1回5失点・大谷との対決に敗れる
先発の今永昇太は5.1回・100球・被安打6・6奪三振・3四球・5失点(うち1は失策絡み)。大谷との最初の対決では四球を与え、その後の盗塁・失策・犠飛で先制点を許した。2回以降は持ち前の緩急を活かして粘りの投球を続けたが、6回に力尽きた。今季2勝1敗から2勝2敗となった。
「日本人対決」の構図でいえば、今永が大谷に3打席で四球・ヒット・盗塁と完全に後手を踏んだ格好。MLB屈指の実力者同士の攻防は、今回は大谷に軍配が上がった。
| 投手 | チーム | 役割 | IP | H | R | BB | K | 球数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 今永 昇太 | CHC | 先発(敗) | 5.1 | 6 | 5 | 3 | 6 | 100 |
| H.ミルナー | CHC | 中継ぎ | 1.0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 14 |
| Y.リオス | CHC | 中継ぎ | 1.2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 13 |
| J.ロブレスキー | LAD | 先発(勝) | 6.0 | 4 | 0 | 4 | 6 | 109 |
| E.エンリケス | LAD | 中継ぎ | 1.0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 24 |
| J.ドライヤー | LAD | 中継ぎ | 1.0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 15 |
| K.ハート | LAD | 中継ぎ | 1.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
■ 大谷翔平:6号ソロ&四球・盗塁・犠飛得点——今永を翻弄した完璧な試合
3打数3安打・1HR・2得点・1打点・1四球・1盗塁。数字だけ見ても今日の大谷翔平は完璧だった。1回の四球から盗塁・得点という「足で作った先制点」、そして7回の初球・6号ソロホームランまで、打線のトップとして試合を牽引し続けた。
今永との対決は、まさに「静の緊張感」だった。球数を投げさせ、ゾーンに甘く入った球を見逃さない。昨日の連続出塁記録ストップから2試合で完全に立て直した大谷は、今や打率.262。本塁打も6本に伸びた。
3打数3安打(うち1HR)・1打点・2得点・1四球・1盗塁
今季通算:6号HR・打率.262
■ 鈴木誠也:今日は4打数0安打3三振・昨日の猛打賞から一転
昨日の先制4号ソロ&猛打賞で打率.327まで上昇していた鈴木誠也だが、今日は4打数0安打3三振と完全に沈黙。ロブレスキーの前に打線全体が抑えられたカブスの中でも、とりわけ厳しい内容となった。打率は.305まで下降したが、ここ数試合の爆発力は本物。次戦での巻き返しに期待したい。
■ まとめ:日本人対決は大谷に軍配——ドジャースが連勝で首位堅守
① ドジャースが6-0の完封勝利。ロブレスキーが6回無失点の好投で勝利投手となり、ドジャース先発陣の層の厚さを改めて示した。
② 今日最大の見どころは「大谷翔平 vs 今永昇太」の日本人対決。1回に四球→盗塁→得点と今永を翻弄した大谷は、まさに今永の天敵と化した。
③ 大谷が7回に6号ソロ!初球を逃さず叩き込んだ一発は、打者・大谷の本能的な凄みそのものだった。打率.262・6HRと着実に状態を上げている。
④ 今永昇太は5.1回5失点で今季2敗目。奪三振6と球の質は十分だったが、大谷への四球が響いた。次回登板での修正に期待したい。
⑤ 鈴木誠也は3三振と昨日の猛打賞から一転。波はあれど、今季の鈴木の地力は本物——次の一発に注目だ。
「本塁打祭り」から「日本人対決の緊張感」へ。それぞれのフィールドで各選手が全力を尽くす2026年のMLBは、毎日が見逃せない。ドジャースは今日も首位をキープ、明日の試合も楽しみだ⚾
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