2026年北中米ワールドカップ開幕まで2ヶ月を切った。日本代表の10番・久保建英(レアル・ソシエダ)は今シーズン、ハムストリング負傷による約83日間の長期離脱という試練を乗り越え、4月18日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝でプロキャリア初タイトルを獲得。日本人選手として初のスペイン主要タイトルという歴史的快挙を成し遂げてW杯に臨む。


  1. コパ・デル・レイ優勝:日本人初の快挙
  2. 負傷離脱から復活までの軌跡
  3. 2025-26シーズンの成績
  4. 日本代表での役割とW杯への期待
  5. 日本のW杯グループ情勢
  6. まとめ

■ コパ・デル・レイ優勝:日本人初の快挙

4月18日、レアル・ソシエダはコパ・デル・レイ決勝でアトレティコ・マドリードと激突。2対2の延長戦からPK戦を制し、6年ぶりの国王杯制覇を果たした。久保は88分から途中出場し、日本人選手として初のスペイン主要タイトル獲得に貢献した。

翌20日に行われた優勝パレードでは、久保がバスの上で踊る姿も公開され、喜びを爆発させた。「プレーで語るほうが好き」という久保らしい言葉でコメントを締めくくり、チームメートや現地ファンから大きな歓声を浴びた。

大会対戦結果久保の出場
コパ・デル・レイ決勝vsアトレティコ・マドリード2-2(PK4-3)88分から途中出場

■ 負傷離脱から復活までの軌跡

1月18日のバルセロナ戦(ソシエダが2-1で勝利した試合)で、久保は左ハムストリングを負傷。担架で運ばれながらも拍手を浴びる姿が大きな話題を呼んだ。スペインメディアは当初「1〜2ヶ月の離脱」と報じたが、実際の離脱期間は約83日にまで及んだ。

離脱中も久保は前向きなコメントを発信し続け、「復帰まであと少しです。もうチームの何人かよりは速く走れますよ(笑)」とユーモアを交えてアピール。3月中旬にチームトレーニングに合流し、4月11日のアラベス戦で待望の復帰を果たした。

復帰戦では54分から出場し、わずか6分後にアシストを記録する「即戦力」ぶりを披露。スペイン大手紙は「ソシエダが眠りから覚めたのも彼のおかげだった。彼はチームに火をつけた。完全に復活した」と最高評価を与えた。

日程出来事
1月18日バルセロナ戦で左ハムストリング負傷・担架で退場
3月中旬チームトレーニングに合流
4月11日アラベス戦で83日ぶりに復帰・即アシスト
4月18日コパ・デル・レイ決勝に出場・プロ初タイトル獲得

■ 2025-26シーズンの成績

負傷前は攻撃の主軸として活躍し、公式戦通算20試合出場で2ゴール3アシストを記録。ソシエダの右サイドで「チームの最大の武器」と評されるほどの存在感を示していた。復帰後は出場時間を慎重に管理しながら戦列に戻っており、W杯本番に向けてコンディションを高めている段階だ。

出場試合ゴールアシストタイトル
20試合以上2ゴール3アシストコパ・デル・レイ(日本人初)

■ 日本代表での役割とW杯への期待

久保建英は現在の日本代表において、テクニック・判断力・ラストパスの質において唯一無二の存在だ。守備ブロックの間にポジションを取り、ワンタッチで展開する「間受け」の能力はW杯の強豪相手にこそ光る武器となる。

昨年の最終予選バーレーン戦では1ゴール1アシストでMOM(最優秀選手)に選ばれ、AFCの公式メディアから「日本代表で最も脅威な選手」と評された。今年25歳を迎える久保自身も「25歳であれば体も出来上がってくる頃。言い訳はきかない」と覚悟を語っており、カタールW杯の「不完全燃焼」からのリベンジに燃えている。


■ 日本のW杯グループ情勢

日本は2025年12月の組み合わせ抽選の結果、強豪との同組が決定している。久保の「間受け」や個人で局面を打開する能力は、強固なブロックを引く相手を崩す上で不可欠な要素となる。カタール大会でドイツ・スペインを連破した「ジャイアントキリング」の再現なるか、世界が注目している。

W杯本番は2026年6月中旬〜7月に北中米(アメリカ・カナダ・メキシコ)で開催予定。今大会は出場国が32カ国から48カ国に拡大され、総試合数も104試合と史上最大規模の大会となる。



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■ まとめ

① 久保建英は83日間の長期離脱というW杯イヤー最大の試練を乗り越え、4月11日に実戦復帰。復帰戦で即アシストという劇的な復活劇を演じた。

② 4月18日のコパ・デル・レイ決勝ではプロキャリア初タイトルを獲得。日本人選手として初のスペイン主要タイトルという歴史的快挙を達成し、最高の形でW杯本番へと向かう。

③ 開幕まで2ヶ月を切ったW杯本番に向け、コンディションをどこまで仕上げられるかが最大の焦点。25歳の久保建英が「言い訳はきかない」と宣言した集大成の舞台で、どんなプレーを見せてくれるか今から楽しみだ。